- 品質の向上(クラックの抑制・アバタの減少・充填性の向上 等)
- 作業性の向上(内部流動性の促進・ブリーディングの減少 等)
- 原価の低減(混和剤・添加剤の併用、削減、変更 等)
作用・反応
イオン作用は、少量(0.8g/㎥)で反応が早い(全速3回転)と言う特徴があります。イオン化剤や界面活性剤で静電反応をすることにより、コンクリート中の水分に作用して、多くの水分を帯電したセメントに多く吸着させます。また、瞬時にしてコンクリートを均一に近づけて分離を低減します。分離の抑制は、細孔分布の測定や粗骨材の脆弱層の測定、スケーリング試験結果より確認することができ、分離抵抗性の向上やコンクリートの締め固め向上、凍結融解の抵抗性等様々な効果をもたらします。
このことから「モアークリート」は、多機能添加剤や促進剤的な効果があります。