NETIS登録番号CB-080013-VE モアークリートとは
「コンクリート分離低減剤」
モアークリートとは、クラック防止剤として使用されていた「イオン化合物」(表面活性剤混合物)を永年にわたり改良を重ねて完成した、コンクリート分離低減剤です。
MORECRETE は「より良いコンクリート構造物」から名づけられています。
静電分散作用において、各材料(セメント、骨材、水、混和剤)の間に瞬時に均一な分散を形成するとともに、セメントや混和剤、界面活性剤の作用を高める効果があります。
その結果、コンクリート構造物の品質(クラックの低減、耐久性、表面品質)の向上、並びに作業性(ポンプ圧送、内部流動性によるスランプ、充填性)の促進・向上が図れます。
作 用
アクリル酸エステルや酸モノマー共合体(アンモニア中和)、界面活性剤による静電分散でフレッシュコンクリート内の水分に作用し、より多くの水分がセメントに吸着します。
これにより瞬時にコンクリートを均一にして細孔分布を低減することや、脆弱層(ぜいじゃくそう)の後退を発現するため、分離抵抗性を高めたり耐久性の確保などを発揮いたします。
効 果
- より多くの水分をフレッシュコンクリート内に保有し、ボールベアリング作用を促進して作業性を高めます。
- ブリージング(分離)を低減して、浮遊水やエアー、レイタンスなどの上昇根幹を減少したり小さくして、ひずみを縮小しクラックの発生を低減します。
- 非常に短い時間でフレッシュコンクリートを均一にするため、水和熱を抑制し、収縮やひずみを小さくすることで、クラックの発生を低減します。
- より多くの水分の保有と短い撹拌時間で水和熱の上昇を抑制し、強度の安定と耐久性を確保します。
- 静電分散の作用によって内部流動性を促進し、スランプロスを抑制して、コンクリートのポンプ打設を容易にします。
- 細孔分布の低減や脆弱層の後退によって、型枠面にセメントペーストを形成しやすくなり、仕上がり表面がきれいになります。
新着情報
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- 2013年10月20日 NETIS モアークリート モアークリート 開発 生コン分離低減剤 モアークリート開発