モアークリートの詳細
現在市販、使用されているコンクリート混和剤、添加剤との大きな相違点は、
- 添加量が非常に少ない。1㎡当たり0.8gです。(この特徴は不純物混合を少なくし、フレッシュコンクリートの物性に影響を与えないことです。)
- 静電分散の特性により、非常に少ない撹拌で瞬時にフレッシュコンクリートを均一にし、ワーカビリティーが促進することです。生コン車のドラムを高速2~3回転(5~10秒)するだけで効果を発揮いたします。(この現象は工事の短縮、水和剤の抑制、騒音抑制に効果があります)
モアークリートの安全性
公的な試験機関や各種民間試験機関(日本食品センター)などで確認試験を行い、安全性を確認しています。
モアークリートの注意点
- 試験練り(少量の試験)では、効果を確認できないことがあります。(試験練りの基本は実機によります)
- 回転しすぎると粘性が増すことがあります(5回から10回転以上)
- 多く入れすぎると粘性が増すことがあります。(適量より3倍程度までは問題ありません)
- 水溶紙で梱包しているため、湿気は避けて保管してください。
モアークリートの用途
セメントを使用するすべての材料に添加し効果を発揮します
- 土木工事全般(擁壁・砂防堰堤・上下水道など)
- トンネル工事(コンクリート吹付工事・二次覆工など)
- 橋梁工事(場所打ち杭・橋脚・床板など)
- 建築工事全般(躯体・土間・床・柱・壁など)
- 水中コンクリート工事(河岸・堤防など)
等々
モアークリートの主成分
成分
- ポリエステル繊維 99.0%
- アクリル酸エステル 0.38%
- 酸モノマー共重合物(アンモニア中和) 0.18%
- 界面活性剤(非イオン・アニオン系) 0.15%
- その他 0.29%
物性
- 比重:0.62
- PH:7.6~8.3
- 毒性:無害